先日、茅ヶ崎から鹿児島へと移住した友人ファミリーうっちー&chicoちゃんが数年ぶりに神奈川へと帰ってきたよ と連絡があったので会いに行ってきました。
2人は以前、『茅ヶ崎のチベット』と呼ばれている海側ではなく山寄りにあるお家で畑を耕し野菜を育てて自給自足の暮らし目指しながら音楽活動をしていた夫婦ユニット。
タブラやジャンベ、ベースを演奏するうっちーと、やさしい曲と唄声を聴かせてくれるchicoちゃん。
頻繁に会っていた訳ではないのだけれど落ち着いて大切な話を共有できる特別な友人。
2011年3月。
福島の原発事故の直後、ふたりと電話でやりとりをして
「明日の朝早くまでに荷物をまとめられるなら一緒に鹿児島まで乗っけていくよ。」
と、言ってくれたのに自分は準備をしたにもかかわらず着いて行くことができなかった。
出発の朝、chicoちゃんと交わした「ありがとう。行かれないけれど先に行って。」と互いに涙ながらに交わして切った電話以来の再会。
きっと顔を見たらあの日のこと、まるで戦時中モードで切った切ない言葉を交わした日のことをを思い出して泣いちゃうだろうな、自分。。。
って思っていたのだけれど、
あの頃まだ小さかったふたりのこども百(もも)が大きくなっていたことの方にびっくり驚いてしまい、そしてそしてなんと、二人目のベビーも誕生していて☆
涙どころか......
ふと見渡せばおめでたいことばかりで。
うっちーを軸に繋がり、日頃イベントなどでもちょこちょこ顔を合わせている仲間たちが久しぶりに集まって、短かったけれどいつものように楽しいLiveがはじまった。
アフリカンビートにのせただいちゃんの唄、飛び入り即興ライム、あんたが〜たどこさ〜からの童謡メドレー
アラカリだいちゃんのDIYンゴニは演奏もデザインもどんどんクオリティーを上げていてかっこよかったなぁ。
みんなの演奏のまわりにはいつもこども達の笑顔がある。
踊りあり、太鼓あり、悲鳴あり、熟睡もあり。。笑
今回は全員集まれなかったけれど、またいつかおどらせやとchicoちゃんのライブが観れる日を楽しみにしています。
藤沢にあるとっても美味しいほうとう屋さんへっころ谷
お店に伺うのは多分6年ぶり?くらい。
前回は家族勢揃いのおめでたい周年Partyにおじゃましたっきりだったかな。
わたしはお店の中のとある場所に貼ってある「ことば」をとても気に入っていてずっと忘れずにいたのだけれど、そのことばはもう貼られておらず、この日は上のふたつが。
(こっそり撮影)
ちょうど1年程前に材木座の海でひらかれた塩炊き祭りの夜に、久しぶりに再会したへっころのけんごさんと、鹿児島にいるうっちーファミリーの話でちょこっと盛り上がって「帰ってきたら集まりたいね〜Liveとかいいですよね〜」なんて話をしたことがこの日現実になった?のかも。
思ったことはことばにして話してみるものですね。
それぞれの土地へ移った仲間たち、いまここ で生きているわたしたちのそれぞれ
近況を聞いたり話したりしながら、
みんな新しい地で根をはりはじめて、楽しいことになってきてるねって。
原発事故を機に、それぞれの動きや生活、思いに温度差があった分、
時の流れ方や受け止め方に違いがあったのは事実だと思う。
それぞれの守るべきもののために動いた優先順位の先に新しい生活が生まれたのだから。
何が正解で何が間違ってるとかではなく、それぞれの選択に未来と命はかかっていて。
それは、いまこの時 も変ることのない日々のこと。
それは、いまこの時 も変ることのない日々のこと。
どこにいても根っこの同じ問題とわたしたちは共存している。
まだなにも終わってなんかいないのだから。
この日は沖縄黒糖や北海道の小豆、鹿児島の湧き水、鎌倉の天然塩など自分的に(OKフード)知ってる顔の心ある方々からいただいた安心素材をつかって いちご大福 を手土産に。