11.30.2014

YMO症候群 再来。



もうちょうど1週間前になるのかな、
東京ビックサイトで開催されていた
YMO楽器店2014 へ出かけてきました。

今までに何度も動画で観てきた1979年当時のセットが再現されているということで
広い会場の1枠、その場所を目掛けて。

で、、、
いろいろな楽器展示を横目に早足で辿り着いてみたところ、
松武さんのトークが始まる直前の為すでに入場制限が。。。

制限かぁ。
(制限という言葉を耳にすると制限とやらの壁を全く感じなくなってしまうわたくし。。。)


この日は思いがけず
Tong Poo をLiveで聴くことができました。
なんとなくのこの時の直感で 
敢えて『観る』 ことはしないで『 聴く』 ことに専念してみたのです。

Live中、会場に居る人たちが一体となってものすごい熱量が発生していて
体温と気温をぐぐっと同時に上げてしまった。
自分も眼鏡をかけていられない程の
熱気 熱気 熱気........

そして、耳から脳に伝導されてしまったなんとも表現しがたい余韻。。。

これ、YMOが演奏していたらどうなっちゃってたのかしら〜〜〜

(きっとわたし以外の人たちも妄想していたに違いない。)
























YAMAHAのブースで何度も触った楽器。
レバーとボタンが懐かしくて欲しくなってしまった。

3.4歳の頃、はじめて通いはじめた習い事がヤマハのオルガン教室でした。
八幡神社の一角にあるスペースで開かれる教室に姉が通っていてそこへ着いて行ったのがきっかけ。

すでに家にはYAMAHAエレクトーンC-200があって、2段鍵盤とベース(当時は立って弾かないと届かない足鍵盤)のある楽器で練習をしてからオルガン、ピアノの教室で習うという循環にとても違和感を感じていた。

そんなモヤモヤのまま多分おけいこごとの流れではっきりせずどっちつかずな練習をつづけ、小学校に上がりようやくエレクトーンに切り替えた。
その後、テクニック向上のために再びピアノの基礎から学び直す期間もあったり、都内の演奏研究会に在籍したりと。。。



エレクトーンが弾きたかったのか?
と聞かれたら微妙なところなのだけれど、右手、左手、そして足を同時に使う3段の電子楽器にはいろいろな音楽と恩師達との貴重な出逢いをもらった。

すでに完成した一曲の音楽を解体してから組み立てていくという作業も。

その「解体してから創り上げる」という あの頃の感覚が、
大人になってからあらゆる場面で活用されることがある。

全く音楽とは掛け離れた動きや思考の中で。


まったく おもしろい とはこのことです。


なんだか、こうして言葉にして書いてみると
ものすごく頭が良さそ気な(笑)
めちゃめちゃキレッキレな演奏を披露してくれちゃいそうにも見えてしまいますが(笑)
鍵盤の記憶に関しては18才辺りで止まったまま。

ただ、この記憶と感覚がこれまでの様々な出逢いや経験と混ざり合いこれからどういったカタチに形成されて行くのかが最近の予測できない楽しみというかなんというか。

己を未来くらいの視点から客観視して見てみることはとても楽しいです。

10年後くらいの自分は何してるかなぁ。
全然分からないけれど。笑


今いる地点から過去を遡り巻き戻すかのように
これまでの人生を辿ってみると必然的発見があります。
DNAとの結びつきとはまた違った角度から
自身を培ってきた中身をなぞらえてみることができる。

生まれてから生きていく過程の中で、
自分をつくってゆくのは親でもなく他の誰でもなくて 自分自身 でしかないのだから。


これからもふと自分の人生を振り返るような時に
巻き戻しをするのが楽しくなるよな、そんな未来に向かって流れに乗りつつもたんたんとひとつひとつ生きていきたいな⭐︎


あ、またダラダラと書いてしまった!
まだまだ書きたい気持だけど止まらなくなってしまいそうなので
きょうはこの辺で。。。




只今、9歳以来に
YMO症候群 発病中。。。

このセットで YMO のLiveが観たいです。


















YMO Thousand Knives~Tong Poo  Live at The Greek Theater








ビックサイトからの夕陽。

おなじ時 おなじ瞬間 おなじ時空で
みんな同じ空の下 

11.23.2014





11.25.2014

下弦から新月のリズムに







月のリズムに合わせて
冬の温度と酵母菌と対話をしながら香りの良いパンが焼けました。

日向を追いかけたり、
お風呂の隅に置いたり、
タオルに巻いて一緒に眠ったり、

酒粕の酵母は強いけれど、
これからの時期はいろいろ工夫が必要。

なるたけ自然の力で焼きたい派。
まだまだ完全にそうはいかないけれど...

甘酒が美味しい季節になりましたね♨︎




トーべ・ヤンソン展



















碧くて深い森と海と
神秘的な白い月に見惚れて
2時間が過ぎてしまいました。

その内にある「深さ」を
色や絵といった目に映るひとつの世界として
冷たくも柔らかくも表現できるということは素晴らしいな。

重ねて重ねた彩りに
思い を感じました。

重さと柔らかさの程よい余韻。

トーベ・ヤンソンの描く
『不思議の国のアリス』もよかった。

戦争に触れた作品も。

この日は島と山と森と平和を感じる一日となりました。

この日の午後、トーベ・ヤンソンとジョニ・ミッチェルとがわたしの中でほわほわっと繋がった。



山近く
湖へ行きたい。

















横浜そごう美術館
11.17.2014

『ホビットの冒険』も気になるし
終わってしまう前にもう一度行けるといいな。


11.14.2014

夏の想い出








今年の夏

浅間山麓でのストイックライフから急遽町へと下らなくてはならなくなり横浜へと戻る気には全くなれず困り果てていたわたしを、友人が助けてくれました。
ちょうど仕事で広島へと出張に出かける日からの入れ替わりで、お留守番ステイという形で。

深い森の高原地帯から旧中山道〜宿場町の面影を残したままの信濃追分へとワープ。
お家も、出会う人も、近くを流れる小川も、古書のお店も、駅までの途中に見える浅間山も、篭もりすぎず開いてもいない森の感じも…
どれもとても気に入ってしまい、この町なら住んでみてもいいかなぁと思える程に居心地の良い場所との出逢いでした。

この家の主ミカちゃんとの出逢いは 以前、千葉鴨川の友人宅のお留守番をしていて(やっぱりこの時も2匹の猫が居たっけ)その友人がインド旅から戻って来るときに一緒に帰って来たのが出会いのはじまり。
真夜中の はじめまして〜 だったのを今でも良く覚えてる。

実際にはまだあまり遊んだことがないのだけれどポイントポイントでビビッと通じ合えちゃうようなところがあって。良きタイミングで会える友達の中のひとり。
『flower of life』フェイシャルマッサージをはじめエナジーワークの施術をしている一方、今回泊まらせていただいたお家では、北欧の食器やグラス、カトラリー、世界の民藝品、特に布物、タペストリーはとてもセンスの良いものが展示してあったり、お母様のセレクトした日本の古き良き時代の骨董品などもあったりと幅の広いアンティーク雑貨を扱っています。


。。。はっきり言って隠れ家サロン。

音楽の趣味も自分と良く似ていて
夜のひとりキャンドルナイトが楽しみで仕方なかった程。

中でも Jaco Pastorius のこのアルバムは良く聴いたので
他の場所で耳にしてもこのお家でのことを思い出します。 


朝は陽当たりのよい三角の屋根裏部屋で
少し窓を開けたまま小川のせせらぎのを感じながらMeditation.

宮下昌也さんの作品がしくっり馴染んだペパーミントグリーンの空間で
キルトを一度まっさらに解いては配色をあらたに組み直してみたり、
本を呼んだり、マントラを唱えてみたりと、
早起きして陽がかげる午後まで良くこの場所でのんびりと過ごしました。

型にはまらずにいろいろな なにか がクリアに ぽんっ!と生まれてくるような
そんなインスピレーション溢れる空間。
いい時の流れは、棚の上に組まれたクリスタルグリッドのおかげだったのかもしれません。

陽が差し込む屋根裏部屋ってやっぱり憧れる。


こちらの隠れ家的お家サロン。(←勝手にそう呼んでいる)
だらだらと夏休みの日記調に書いてしまいましたが、
とにかくお気に入りの素敵な場所。

知人友人であればタイミングによってはレンタルも可だそうです。


近くにあるお蕎麦屋さんの
蕎麦団子が絶品すぎてそれだけのためにでも訪れたいほど。


初めて歩いているようで、
あれ?遠い昔にもここに一度、訪れたことあるなぁ。
って場所ありますよね?

追分はそんな気持にさせてくれる
懐かしいようでいて
ずっと前から知っていたようなそんな感覚になるところ。

来年はお祭りの頃に合わせて来れたらいいな。

いろいろな土地で温かく迎え入れてくれる友達や新しいつながりに、
改めて心から感謝します。








11.11.2014

フルムーン フラット♭




11月7日満月の日に、
とても久しぶりに友人のお店へ遊びに行きました。
最近、友人と会ってゆっくりおしゃべりすることがなかったので、時間を忘れてのんびりとお互いの近況を話したり、会わなかった間の旅のお話を聞いたり、
今までのことやこれからのことをそれぞれ思いを放ちながら語り合ってみたり。。。

横浜での日々のノイズから離れて、いい気の流れる地でいろいろやりたいことも捗るかなぁ?と、布、スタンプ、カメラ、スケッチブック、コンピュータ…を持って出かけたのにすっかりリラックスモードに入ってしまい、やる気スイッチが入らず。。。

後になって思えば、月が満ちてる時に何を成し遂げようとしていたのかしら〜?
とちょっとおかしくもなってみたり。。。
このbloggerサーバも2日間ダウンという今までに聞いた事もないようなあり得ない現象が起きていて。笑
自分の周りでは目には見えない モヤモヤとした なにか がぐるぐると渦を巻いていたような気もしてたしね。



きっと わたし、フラットになりたかったみたい♭
どうやら そういうこと〜だったようです。



































↑ウインドウ越しに仔猫のカボスと『はじめまして』の瞬間。


今回も光ちゃんのお宅に1泊させてもらい、美味しいごはんをご馳走になって、
最近まで宿泊していたこれからOPENするゲストハウスのリノベーションチーム?のふかふかのお布団×3枚を独り占めして朝まで熟睡。

いつもの朝ではなく、とても静かで穏やかな1日のはじまり。
旅先での目覚めはやっぱりいいものです。


暦の上では立冬を過ぎたのに
今回はどの猫たちも潜入して来なかったのはとても残念だったな。
きっとわたしお布団を掛け過ぎていたのかもしれないね。笑

この日は悲しいお知らせもありました。
いつも居るはずの猫のみかんが天国へと旅立ったそう。

横浜に戻ってからAmahinaのブログで知ったのだけれど、
今年の4月22日に永眠したそう。

高尾へと出かけてくる朝 AM07:22、満月になる時刻を待って仕上げた422 BAGがどこかでなんとなく繋がったような気がした。
光ちゃんは何も話してはくれなかったけど。


今回、納品はしなかったのですがお店の中で新作のBAGの写真を撮らせていただきました。

Amahinaには、イランの旅で見つけた鮮やかな手編みのソックスや、アムステルダム、タイ、インド、モロッコ。。。
高尾在住の作家さん達の素敵な作品がたくさん並んでいます。
これからの季節、プレゼントに喜ばれそうな温かい1点モノ達が迎えてくれますよ。
紅葉の季節です。
高尾山ハイキング&お散歩ながら是非。



ラムレーズンのタルティーヌ
ラムがきいてて美味しかった☆

Toumai&Amahina店主のメロン
旅先の出来事や日々のあれこれを書いてます。


新しい椅子の上でまるくなって
時々チラっと目と目で会話したりしました。
ポンカンも元気でしたよ。

うっかり和菓子屋さんでいただいた兎のお饅頭を忘れてきちゃったけど
きっと天国のみかんのお腹の中かもしれないね。

次はお天気の良い日に山登りしよう△
北口もゆっくり探検してみたいです。

















去年の冬
ミカンとポンカンが明け方に腕の中でスースーと寝息を立てて眠っていたときの写真が出てきたので追記。

猫って気まぐれで温かいよね♡