konica C35 1972
昨日、宮崎生花さんで見せてもらった、褪せたカラーの素敵な写真に影響を受けて、ここ最近気になり出していた父の昔のカメラを引っ張り出してみた。
頑丈なレザーケースに○○年?もの間、しっかりとしまわれていたカメラ。
私が生まれる前から、家族の一瞬を写してきてくれた大先輩のレンズ。
当時のアルバムをめくると、
驚くほど綺麗な母の写真や、当時のイカした自家用車、姉が赤ちゃんの頃の写真、おじいちゃん おばあちゃんの若い頃の顔写真、昔に飼っていたと思われるペットたち。。。
このカメラは私の知らない大切な時を沢山知っている。
すごい。。。
今や、デジカメや携帯カメラが当たり前な時代。
気にいらない画像は手軽にゴミ箱へポイ!
文明の進化は素晴らしいけど、人間は生きていく上で一番大切なことを、日常の便利さによってひとつひとつ履き違えて忘れていっているのかもしれないな。。。
なんて、
カメラのレンズの奥を見つめながらも、ふと思ってみたりしたのでした。
私達にはもう必要以上の便利さはいらないんじゃないかな。
みんなで少しづついろんな事をアナログに戻して行けたら、その方がもっともっと楽しいんじゃないかと思う。
って、
この大先輩カメラの画像も『すいません』と言いながら、携帯カメラで撮ったんだけど。。。
これからは 少しづつ このkonica と仲良くしてもらおう!
きっと目の前に本当に大切なことが
見えてくるかもしれないから。。。
∞peace∞